北京飯店
 
知る人ぞ知る楽宮の下
 



1969年のクーデター~昨日まで

◦ 革命前のリビアは北アフリカの最貧国。
革命前の1960年代に石油が発見されたものの、利益は王族と一部の有力者が独占し、相変わらず国民は貧しいままだった。

◦ 1969年のクーデター以降、カダフィ大佐によって石油収入は6,000億円から5年後には2兆円となった。
そのお金で家、自動車、病院、工場など国民が必要とするものを整備した。

◦ リビアは現在でもその社会主義的経済システムを引きずっており、生活必需品は非常に安価。
ガソリンは1リットル13円、ミネラルウォーターは1.5リットル20円、フランスパンは5本で100円。

◦ 教育費も国公立の学校はすべて無料。
そのため肩書きは大卒という若者で溢れかえっている。
革命前は低かった識字率も大幅に上昇(識字率を調べたところ、2003年の国連の調査においてリビアは82.5%。
チュニジアは74.2%、エジプトは57.7%。※デジマガ補足)。

◦ ジャスミン革命と呼ばれているチュニジアの暴動の発端は失業に抗議する青年の焼身自殺だったが、リビアは600万人の全国民のうち100万人が公務員。

◦ それでも失業率が高いのはホワイトカラーの仕事のみを求めて若者が働かないから。
ブルーカラーの肉体労働系の仕事はアジアやアフリカからの移民が行っていた。

http://www.qetic.jp/blog/natsack/?p=2708



2011年10月23日(日)22:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 偽善堂 | 管理

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